2月の国内新車販売台数(軽自動車含む)は前年同月比7.4%増の48万4724台と、4カ月連続で増加した。新型モデルの投入効果で、軽以外の自動車(登録車)が13.4%増と大きな伸びを示し、全体の販売を牽引(けんいん)した。登録車の増加は7カ月連続となる。
一方、軽自動車は2.0%減の17万2689台と、2カ月連続のマイナスとなった。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日、発表した。
登録車のブランド別では、小型のスポーツタイプ多目的車(SUV)「C-HR」が好調だったトヨタ自動車が29.7%増の14万5255台と大きく伸ばしたほか、自動運転技術を搭載したミニバン「セレナ」の売れ行きが良かった日産自動車が12.8%増の4万6589台となった。富士重工業のスバルも主力小型車「インプレッサ」が伸び13.4%増。
一方、軽自動車は主要8ブランド中、6ブランドが前年割れした。三菱自動車が18.7%減の4713台と落ち込んだほか、日産が11.7%減、ダイハツ工業が7.9%減となった。