
新潟の老舗メーカー、横正機業場が開発した絽や紗を使った高品質ストール=三越日本橋本店(慶田久幸撮影)【拡大】
今回の常設化にあたっては約30点を展示。2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレムで注目された市松模様をモチーフにしたスカーフなどを新しい商品も用意してきた。これは、昔から僧侶の袈裟(けさ)に使われてきた柄をアレンジしたものだという。
常設化について、三越は「ネットショップでは分からない織りの技術やストーリーが店頭で伝えられる」と期待する。一方、横正機業場の横野弘征専務は「素直にうれしい。着物の素材を使った商品は三越の客層にもマッチするのではないか。これを機に若い人にも着物の良さを知ってもらえたらなおうれしい」という。
札幌、仙台、新潟、高松の三越でも常設販売されることになった。横野専務は「メーカーに納入するのと違い、店頭での反応が出ることで、職人もやりがいが出てきた。これからも技術を生かして新たなものに挑戦したい」としている。