任天堂「スイッチ」、注目の「触覚」技術を採用 VRなど応用へ各社開発加速 (1/2ページ)

2017.3.4 06:51

「ニンテンドースイッチ」を手にする人たち=3日、大阪市の「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」
「ニンテンドースイッチ」を手にする人たち=3日、大阪市の「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」【拡大】

 任天堂のゲーム機「スイッチ」で特に注目されるのが、新機軸のコントローラーを通して利用者の手にさまざまな「触覚」を伝える技術だ。振動を精密に制御することで例えば、利用者に「氷が入ったグラスを手に持っている」などの感覚を与えることが可能という。この技術は、市場の拡大が見込まれるVR(仮想現実)にとっても重要になるとみられ、ゲーム業界以外の企業もさまざまな分野への応用を探る研究開発を加速している。

 任天堂が「HD振動」と説明するこの機能を活用したソフトが3日発売の「ワンツースイッチ」だ。牛の乳搾り▽ひげそり▽早撃ち対決▽真剣白刃取り-など28種類のミニゲームで構成。画面ではなく、一緒に遊ぶ友人の反応を見ながら楽しめる。2006年に発売したゲーム機「Wii(ウィー)」は複雑な操作を排して成功しており、任天堂は再び、ゲームに習熟していない層を含め、利用者を幅広く取り込む戦略だ。

 触覚技術はVRと組み合わせることで、ゲーム以外の用途にも広がる可能性がある。

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