
1月に投票が行われた「マクドナルド総選挙」。投票対象は12商品で、ダブルチーズバーガーが1位に選ばれた【拡大】
日本マクドナルドホールディングスは6日、2月の営業状況を発表した。「総選挙」の公約商品と人気商品「チキンタツタ」をともに販売した結果、既存店売上高は前年同月比17.9%の増加となった。これで既存店売上高は2016年1月以来、14カ月連続での2けた増となった。
既存店売上高のプラスは2015年12月以来、15カ月連続。また17.9%という伸び率は昨年10月の23.4%以来の大きさ。2015年11月までの落ち込みが大きかっただけに、回復幅も大きくなっている。
1月に投票を募った「第1回マクドナルド総選挙」で「ダブルチーズバーガー」が1位に、「てりやきマックバーガー」が2位になったことを記念した特別商品を2月1日から7日まで期間限定で販売した。ダブルバーガーは1枚ビーフパティをサービスしてトリプルに、てりやきはポークパティが1枚多い2枚とした商品。
さらに2月8日からはファンが多いことで知られる「チキンタツタ」を復刻販売するとともに、変化をつけた新作「チキンタルタ」も発売した。
この2つのキャンペーンはかなり人気を集めたことから、2月の伸び率は注目されていたが、既存店売上高が1月の12.3%増を上回った。
2月の全店売上高は17.3%増、客数は10.5%増と3カ月続けて2けた増とした。