こうした事情に加えて、トヨタはトランプ米大統領からメキシコ工場新設計画を名指しで批判された問題をめぐり、安倍政権に協力を求めた経緯もあり、例年以上に“恩”に報いる必要があった。
ベアについては昨年の円高による業績悪化を踏まえ前年割れだが、手当拡充を組み合わせて、安倍政権の賃上げ要請に応える。これにより低迷する個人消費の活性化に向けた原資となる賃金を増やし、経済好循環の実現に貢献する考え。
トヨタの交渉が事実上決着したことで、ベア月額3000円を求める他の自動車大手労組の交渉も最終盤に入り、15日の集中回答日に向け、ぎりぎりの攻防が続く。
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■トヨタのベア要求と妥結額(月額)
(要求額/妥結額)
2008年春 1500円/1000円
09年春 4000円/ 0円
10年春 見送り/ --
11年春 見送り/ --
12年春 見送り/ --
13年春 見送り/ --
14年春 4000円/2700円
15年春 6000円/4000円
16年春 3000円/1500円
17年春 3000円/1300円で決着方向