そこで同社は、自動運転技術の開発を手掛ける「DeNA」と共同で、昨年7月に次世代物流サービス「ロボネコヤマト」プロジェクトの実用実験を行うと発表。本年4月17日より国家戦略特区である神奈川県藤沢市の一部エリアで自動運転車を利用した自動配送サービスの実験をスタートさせました。
2種類のサービスについて実用実験を行っており、共働き夫婦や一人暮らしの人が、10分刻みの指定時間で自宅や最寄の駅、会社などで荷物を受け取れる「ロボネコデリバリー」では、スマホで荷物の現在地や到着予定時刻の確認が可能となっています。
また買物代行サービスの「ロボネコストア」では専用の仮想モールを開設しており、冷蔵・冷凍品も含めた地元商店の異なる商品をまとめて注文、受け取りが可能。
両サービスともに、受け取り時は顧客がスマホなどに届いたバーコードを車内に設置された読み取り機にかざすと該当ボックスが開くシステムになっています。
無人による自動配送を目指しているそうですが、今回の実験では有人により2018年3月末まで実施される予定。