
人体データを3Dモデル化してVR空間で触れられるようにしたHoloEyesVR【拡大】
ニコニコ生放送やYYのような、本人が顔を出してライブ配信を行うプラットフォームなら既にあって、投げ銭システムによって収入を得られる仕組みが動いている。COVERのシステムは、本人が顔を出さずキャラクターを介して配信する形。オリジナルのキャラクターに限らず、有力なIP(知的財産)と組み、声優の参加も仰いで人気キャラクターによるライブ配信のようなサービスを作り出せそうだ。
東大や東京藝大の学生が集まり立ちあげたGATARIは、MRという今後大きく市場が伸びそうな分野に切り込んで、MRならではのコミュニケーションの形を作り上げようとしている。プレゼンテーションでは、MRデバイスを装着した人の視界に、空間に浮かぶようにさまざまなメッセージが寄せられ、逆に自分からもメッセージを残せるような仕組みを提案していた。
この時に使うのはキーボードではなく音声。話した言葉がそのまま文字となって画面上に現れ、操作によって空間のさまざまな場所に貼り付けられていく。外出先では外国語を話す知人との会話で、日本語が英語となって空間に貼られ、逆に相手の英語は日本語となって見える。使う言語が違っても自在にコミュニケーションできる。
歩いている途中に同じようなMRデバイスを着けた家族が、離れた場所にあるスーパーマーケットで見ている商品の画像と同調して、どれを選べば良いかを教えることも可能。GATARI代表の竹下俊一氏は、マイクロソフトのHoloLensのようなMRデバイスが本格的に普及してくる数年後をにらみ、今から技術を突きつめてMRコミュニケーションではナンバーワンの企業を目指すと意気込んでいた。