
KDDI、広報部長・鈴木吾朗氏【拡大】
--広報の在り方も変わりました
お客さまに、「ライフデザイン企業」として受け入れていただくため、「あたらしい自由。au」のブランドメッセージとライフデザイン事業に関する情報発信を強化していきます。まず、“入口広報変革”。事業部と連携したPRを行っていきます。2つ目がデジタル変革。お客さまのニュースの消費の仕方が変わってきている中、20代、30代のお客さまには、例えばキュレーションサイトへの展開に力を入れていきます。3つ目が分析変革。これまでは、多くの情報を発信し、記事として掲載されることに注力してきましたが、これからは、よりお客さまから共感を得られる「伝わる広報」ができるよう広報のPDCA(計画、実行、評価、改善)に力を入れていきたい。4つ目が全社意識変革。インナーコミュニケーションを強化し、ライフデザイン企業への社員意識改革を牽引(けんいん)していきます。
--広報体制は
広報部は、報道(10人)、企画(7人)、メディア開発(10人)の3グループから成り、メンバーは総勢28人。これまでは、通信担当記者を対象にスマートフォンを中心とした携帯電話に関する情報発信が約7割を占めていました。今は金融やエネルギー、物販の担当記者や、その分野のウェブメディアや趣味趣向を追求した雑誌など発信先も情報内容も幅広くなりました。今後は地方での情報発信にも積極的に取り組んでいきたいと思います。