採用時に見抜けなかった… 新人社員の“驚くべき”ストレス耐性の低さ (1/4ページ)

2017.4.22 16:00


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 新入社員 その驚くべきストレス耐性の低さ

 新人が大量に入社してくる4月。

 日本企業独特の風物詩であるが、各企業はこれから仕事の経験のない“素人”にビジネスマナーをはじめとする基礎的スキルを教え込むことになる。

 だが、生半可な教育ではなかなか身に付かない。製薬会社の人事担当者は気を引き締める。

 「最近の学生はマナーがまったくできていない。(入社後の)面接の受付でコートを脱いで鞄から必要書類を出して、よろしくお願いします、と挨拶するものだが、コートも脱がずにマフラーをしたまま受付のテーブルに鞄を置いて『どうも』と声をかけるだけ。あるいは書類の提出期限を守らない、必要な物を忘れる。挨拶ができないなど最低限のマナーが身に付いていません。それでも採用時はニコニコえびす顔をして大目に見ているが、入社したら別。研修では鬼の顔をして徹底的に鍛えます」

 企業によっては人事部主導の1カ月間の新入社員研修があるが、あまり厳しくやりすぎると弊害も出る。研修中に叱られてへこんでしまい、研修に出てこなくなり、しばらくして精神科の医師が書いた「うつ」の診断書を持参し、休職を願い出た新人もいる。あるいは、研修に嫌気がさしたのか人事部宛に「退職届」を郵送してきたケースもある。

 当然、採用時にストレス耐性があることをチェックしたはずなのだが、見抜けないまま入社してから本性を現す社員もいる。

一流大学出身の新人でも…

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