採用時に見抜けなかった… 新人社員の“驚くべき”ストレス耐性の低さ (3/4ページ)

2017.4.22 16:00


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 他国にない日本企業の“お家芸”の弱体化は人材競争力上においても大きな問題だが、それは別にして職場には研修をスルーしてきた新人を育成するのも大変だ。

 いずれにしても職場の指導が重要になるが、最もやっかいなのが以下のような新人だろう。

 ・終業後の新人歓迎会などに誘っても「出たくありません」と言いだし、休日や終業後の職場の行事に参加することを嫌がる。

 ・指導された通りに素直にやるが、自分の意思でこうしたいという意欲が感じられない。

 ・叱られると急に元気をなくし、「自分には向いていません」と後ろ向きの発言を繰り返す

 ・遅刻しても悪びれず、常にマイペースで周囲と歩調が合わない。時折、周囲とはずれた言動をして驚かせる。

 取引先社長の話を遮り「社長、マジすごいっすね」

 仕事よりプライベートを重視するのは何も悪いことではない。だが、終業後の飲み会などの誘いは新人に気を遣っての対応なのだが、その気持ちを汲み取ることなく「参加したくありません」と突っぱねてしまうと職場の仲間も気分を概するだろう。

 このタイプは「組織の一員であるという自覚を持たず、逆に外れたいという意識が強い」と語るのは住宅設備メーカーの教育担当者だ。

「空気を読め」と厳しく言っても効果なし

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