
日産自動車のカルロス・ゴーン会長(会田聡撮影)【拡大】
続いて、西川社長が事業報告を行った。北米や中国を中心に販売を伸ばし、29年3月期連結決算の最終利益が前期比26.7%増の6634億円となり、過去最高を更新したことなどを説明。高速道路の1車線内で自動運転する「プロパイロット」機能を搭載した電気自動車「リーフ」を投入するなどの戦略も明らかにしたほか、経営者の育成についてもビジョンを語った。
西川社長「4月以降、マネジメント(経営)で留意していることがある。日産の強みである多様性を生かしたい。国際企業として、日本人以外のリーダーが活躍できるようにする。また、日本人の存在感も増していきたい。日本人の中から、ゴーン会長のような次世代のリーダーを育てたい。時間を十分に使って取り組んでいく」
その後、ゴーン会長が再び壇上に。総会で恒例となっている役員報酬の金額の発表に移った。
ゴーン会長「日産の報酬は、優秀な経営陣ををつなぎとめるように設定している。グローバル企業各社は人材獲得競争を繰り広げており、最強かつ有能な指導者をそろえる必要がある。
役員報酬については、世界的なコンサルティング会社のタワーズワトソンの厳正なベンチマーク分析を反映している。2016年度の役員報酬は総額19億5千万円。私の報酬は10億9800万円だった」
ゴーン会長の報酬が10億円を超えるのは3年連続。開示を始めた22年3月期以来過去最高を更新した。