【フロントランナー 地域金融】京都中央信用金庫・関本陽一支店長(3) (1/2ページ)


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 □京都中央信用金庫・久世支店の関本陽一支店長

 ■「自分で考えて行動できる職員」育成

 京都中央信用金庫・久世支店の店舗は京都市と神戸市を結ぶ国道171号に面し、近隣にはユーシン精機や日本電産などの有名企業も目立つ。こうした場所柄、メガバンクとの競合も当たり前のようにある中で、久世支店の営業活動でメインとなるのは同金庫の融資シェアをどう確保するかだ。

 この点について、関本陽一支店長は「最も大切なのはお客さまの事業について知ること。取引先企業がどんなものを、どういったスケジュールで、どのように作っているのかをしっかりと把握することが必要です。渉外係や融資係には訪問時にしっかりと事業について教えてもらい、先回りした提案を行うよう指導しています」と話す。

 例えば、ある程度の売り上げ規模があると、決算後に一定の納税資金が必要になる。こうした場合、顧客から相談される前に提案するよう徹底。しかも、事前に稟議(りんぎ)を通しておき「社長、そろそろこのくらいの資金が必要になると思い、当金庫でご用意していますよ」と提案する。それ以外でも日頃のコミュニケーションや試算表の確認によって資金ニーズの発生時期を予測。タイミング良く提案することで「この担当者は分かっているな」と取引先に感じてもらうよう意識させているという。

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