近年需要が高まっているカクテルにも力を入れている。午後5時~午後7時のハッピーアワーに来れば30~50%引きとなっており、最安値のジントニックは190円だ。
また、アルバイトも参加できる新作のカクテルコンテストを実施しており、優秀作品に選ばれると実際に店頭で販売される。そこで反響があった商品はグランドメニューに採用されるのだ。
他にも、「香り」を重視したオリジナルの新しいトニックウォーターのレシピを監修し、サントリーの協力を得て開発した。
このように、女性が飲みやすい商品の開発に力を入れることで、客数を伸ばしているのだ。
同社は24年までに200店の展開を目指す。これまで首都圏、関西、名古屋、仙台に出店してきたが、現在展開していない政令指定都市を中心に広げていく予定だ。
HUBは古びないように変革を続ける店。これまでのように長い時間をかけて店を熟成させていく姿勢を貫けば、これからも安定的に緩やかな成長が続くのではないだろうか。
■著者プロフィール:長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)
兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。共著に『図解ICタグビジネスのすべて』(日本能率協会マネジメントセンター)など。