【スポーツi.】有森裕子に届いた一通の電報 (3/3ページ)


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 冠婚葬祭にとどまらず、メッセージ性の高い商品で、新たなニーズを掘り起こそうと模索している。「18日の敬老の日に合わせたタイプもあります」(安達取締役)

 ◆レベルアップ目指せ

 マラソンに話を戻そう。有森、松野らの火花を散らす争いがレベルを向上させ、2000年シドニーの高橋尚子、04年アテネの野口みずきによって、五輪2大会連続金メダル獲得の快挙が成し遂げられた。

 先人たちの活躍は歴史になりつつある。アフリカ勢の後塵(こうじん)を拝して、見る影もない。

 8月27日、20年東京五輪に向けた代表選考レース「グランドチャンピオンシップ」の初戦、北海道マラソンが行われ、男子は村沢明伸の2時間14分48秒、女子は前田穂南の2時間28分48秒で優勝した。選考基準記録を突破したのは、両選手のみで、タイムも物足りなかった。

 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「2人とも未知の魅力を秘めた選手だが、日本記録を狙うようなレースをしてほしい」と、レベルアップするよう注文をつけた。

 マラソンは孤独との戦いといわれるが、最近のランナーは仲良しクラブのなかで、ぬるま湯につかっているのではないか。

 群れずに走る。有森に届いた一通の電報が東京五輪への道を教えてくれている。=一部敬称略(津田俊樹)

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