
四谷コーポラスの外観=東京都新宿区【拡大】
島田理事は「他のデベロッパーは費用に関する話ばかりだったが、旭化成は『高齢者世帯を巡回するサービスをやってもよい』といった提案が含まれ、一番光っていた。誰も反対しなかった」と振り返る。
四谷コーポラスは、従来の地上5階建て28戸から地下1階・地上6階建て51戸に再建。立地条件の良さから区分所有者の9割が再取得する。延べ床面積約30~約115平方メートルの33パターンのプランによって構成され、販売住戸は、単身者やDINKS(共働きで子供を持たない夫婦)などが主なターゲットとなる。
同社にとって、単棟型、団地型を合わせてマンション建て替え事業に取り組むのは今回が29カ所目。池谷義明社長は「単なる建て替えではなく、思い出に残る事業を目指していきたい」と話している。