イーペダルは、アクセルペダルの操作だけで発進、加速、減速、停止までをコントロールするシステム。2016年11月に発売した「ノートe-POWER」で搭載したもので、今回はそれをさらに進化させた。これによって、ブレーキとアクセルの踏み間違いがなくなる。
走りについても、大きく進化しているそうだ。坂本副社長は、実際に運転した感想として「運転していたストレスを感じない加速、それが車としても誇れている点だと思う。あとは低重心を利用した旋回性能、これが非常に高くてスポーツカーにも負けない性能を持っている」と話す。
このように日産は新型リーフに対し、これまでにはなかったような力の入れようだ。約7年前に初代を発売した当時、日本メーカーはハイブリッド技術に傾注していた。そんな中、日産自動車は次期エコカーの主流はEVと判断し、リーフを発売した。その裏には日産がハイブリッドに力を注げば、それだけトヨタ自動車を利することになるとの考えがあった。