
NTTレゾナントの若井昌宏社長は戦略説明会で「ユーザーの目的や行動、生活シーンによってユーザーに最適化された“おもてなし”を意識したサービス展開を目指している」と話した【拡大】
BtoBtoC向けのサービスとしては、検索エンジン「goo Search Solution」を提供。gooの検索機能、表記ゆれサポート機能、データ分析技術を活用できるのが特徴。当初はECサイト向けサービスとしての展開を想定したが、ニュースサイトや音楽配信サイトといったデジタルコンテンツサービスなど、さまざまな業種で活用されるようになったという。例えば、音楽配信サービスでは、難しい読みのアーティスト名の検索をAIがサポートすることで“0件ヒット”が減少、コンバージョンが20%向上したという。gooのAIを活用したソリューションは、このほかにも工場の製造機器の故障予防や運転効率化、画像認識を使ったドライブモニターなどさまざまな分野にも発展させるとしている。
◆ユーザー思考読解
AI技術の開発に加え、IoTサービスにも力を入れる。対話型インターフェースを使ったIoTサービスを実現するためのプロジェクト「gSntk」にて、家族モニターを募集することを発表した。募集期間は9月20日~10月13日、首都圏に住む30世帯が対象。
gSntkではセンサーやスマートロック、スマートライトなどIoTデバイスとgooが提供する既存コンテンツを連携し、ユーザーの行動状況に関わる情報を活用。「ユーザーの思考を読み解き、要求に先んじて、“阿吽の呼吸”でアクションを行うサービス」の開発を目指す。例えば、出勤時間に応じて天気情報やニュース情報を提示したり、寒い日には事前に暖房を入れることができるようにする。同プロジェクトではサービスのニーズや技術検証、日本で必要な法律の整備、ユーザーが抱えるリスクなども明らかにする狙いがある。