経済産業省の担当者は「見過ごせない話」と述べ、詳細な事実関係の調査を求める姿勢だ。
自動車メーカーでは、スバルが航空機にも使用していた。ホンダは自動車のドアやボンネットに使っていた。JR東日本が東北新幹線の新幹線1編成に使用していたことも分かった。強度に問題はないという。
神戸製鋼は、顧客との間で約束した性能を満たさないアルミや銅製品について、検査証明書のデータを書き換えて合格品のように装っていた。
供給先はトヨタやJR東海など約200社に及ぶ。
日産は2016年度の国内販売台数が約56万台。車のボンネットなどに問題のアルミを使っていた。同社は「歩行者を保護する性能に関わる恐れがあるため、性能への影響を至急確認する」とのコメントを出した。
スバルは16年度に国内で約16万台を販売。航空機では自衛隊向けの練習機や、米ボーイングの中型機「787」の中央翼などを生産している。
マツダの16年度の国内販売台数は約20万台だった。