【ドローンタイムズ】ドローン高校生、地域活性化に一役 (2/3ページ)

青いビブスを着てドローンを飛ばす船引高校ドローンチームのメンバー
青いビブスを着てドローンを飛ばす船引高校ドローンチームのメンバー【拡大】

  • 野外音楽フェスのドローン体験ブースを訪れた来場者を船引高校の生徒たちが丁寧にサポート

 生徒達がドローンに初めて触れたのは昨年12月だ。田村市が、ドローン研究に力を入れる慶大と連携協定を結んだことを機に、協定に基づく活動の一環として市内の県立高校でドローン特別講座を開くことになった。

 ドローンについて機体の性能、特徴、安全確保の方法、応用範囲の広さなどを学び、ホバリング(空中制止)、人物の動きに帯同するサイド・バイ・サイド、被写体をとらえながら周りをぐるっと囲むノーズ・イン・サークルなどの操縦、操作を体育館や校庭で身に付けた。学校で撮影した映像を編集し、コンテストに応募したり、社会課題のドローンでの解決法を市民の前で発表したりした。

 特別講座には慶大SFC研究所・ドローン社会共創コンソーシアムの南政樹事務局長が毎回欠かさず訪れ、独自に開発したプログラムを持ち寄った。回によっては福島ドローンスクールの小林康宏代表、糺の森(東京)のオペレーター、土方愛玲奈さん、映像クリエイターの本白水智也さんほか専門家も訪れ生徒を応援し励ました。地元出身者が創業した測量会社は100万円分の機材を寄贈した。

 生徒は回を重ねるにつれてうまくなった。ドローンへの理解と愛着も深まった。「将来はドローンを使う仕事に就きたい」「体験会を開きたい」という生徒も出てきた。

 8月、練習実績をふまえて国土交通省に飛行許可を申請した。9月上旬に、生徒14人の名前が記された承諾書が届いた。ドローンの飛行について、国のお墨付きをもらった。