
青いビブスを着てドローンを飛ばす船引高校ドローンチームのメンバー【拡大】
◆学校に撮影依頼も
9月9日、田村市初の野外音楽フェスが総合運動公園で開かれた。会場の様子を空撮し、来場者向けの体験会も催すことになった。「ドローンチーム」と名の入ったビブスは、この時に初めて着用した。会場では多くの関係者から声をかけられた。伊豆幸男校長は「多方面から撮影依頼が寄せられています」と話す。
田村市の特徴を尋ねられると「うちには何もないよ」と答える市民が多いという話を聞く。そろそろその言葉は人々の口にのぼらなくなる。フェス、防災訓練で活躍した船引高校のドローンチームは、今や田村市の「特徴」となり、彼らの撮影した映像が市の「特徴」を発掘、再発見していくからだ。