【ドローンタイムズ】ドローン高校生、地域活性化に一役 (3/3ページ)

青いビブスを着てドローンを飛ばす船引高校ドローンチームのメンバー
青いビブスを着てドローンを飛ばす船引高校ドローンチームのメンバー【拡大】

  • 野外音楽フェスのドローン体験ブースを訪れた来場者を船引高校の生徒たちが丁寧にサポート

 ◆学校に撮影依頼も

 9月9日、田村市初の野外音楽フェスが総合運動公園で開かれた。会場の様子を空撮し、来場者向けの体験会も催すことになった。「ドローンチーム」と名の入ったビブスは、この時に初めて着用した。会場では多くの関係者から声をかけられた。伊豆幸男校長は「多方面から撮影依頼が寄せられています」と話す。

 田村市の特徴を尋ねられると「うちには何もないよ」と答える市民が多いという話を聞く。そろそろその言葉は人々の口にのぼらなくなる。フェス、防災訓練で活躍した船引高校のドローンチームは、今や田村市の「特徴」となり、彼らの撮影した映像が市の「特徴」を発掘、再発見していくからだ。