NTT、使用済み携帯で東京五輪メダル リサイクル金属を活用 (2/3ページ)

携帯電話の分解標本。リサイクル金属をメダルの材料に再利用する
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  • NTTドコモは、「携帯リサイクル教室」と称して小学校に担当者を派遣し、環境教育を行っている=東京都墨田区の業平小学校

 集められた携帯電話や小型家電を物流拠点に送り、電池や液晶ディスプレーを外す。そして端末本体や充電器など細かく分別された後、基盤とプラスチックに解体する。基盤を溶かしたり、熱でプラスチックを油化することによって残渣(ざんさ)から金、銀、銅を回収する。

 金の精錬に関しては、リサイクル率100%を目指しているという。回収するドコモは、精錬などリサイクルの過程を端末ごとに管理・把握しており、トレーサビリティー(追跡可能性)を確保しているのが特徴だ。

 使用済みのスマートフォンを含む携帯電話、タブレット端末は、全国に約2400あるドコモの販売店で、今年4月から回収を受け付けている。東京五輪・パラリンピックのパートナー企業を中心に法人にも回収を呼びかけており、これに応じた日本郵便は9月、全国の郵便局で使われていた携帯電話約3万台を提供した。ドコモは、他の携帯電話会社で契約されていた端末を含めて回収している。

 このほか、パソコンやデジタルカメラなど、主に小型家電リサイクル法に基づく28品目については、プロジェクトに協力する1000以上の地方自治体や、日本環境衛生センターが回収している。参加自治体には東京都の町田市や西東京市、千葉県船橋市、埼玉県越谷市などがある。

ドコモの携帯電話の回収は順調に増加