人手不足が無資格検査の原因 日産が国に報告書提出 社長が一部報酬返上 (2/2ページ)

無資格検査問題の報告書を国交省に提出し、記者会見で謝罪する日産自動車の西川広人社長=17日午後、横浜市の本社
無資格検査問題の報告書を国交省に提出し、記者会見で謝罪する日産自動車の西川広人社長=17日午後、横浜市の本社【拡大】

  • 完成検査不正問題に関する最終報告書を国交省の奥田哲也自動車局長(右)に提出し、謝罪する日産自動車の西川広人社長=17日午後、東京都千代田区の国交省(飯田英男撮影)
  • 日産自動車のグローバル本社=8日午後、横浜市(佐藤徳昭撮影)

 9月にあった国交省による工場への立ち入り検査では、事実と異なる説明をしたり、関係資料の一部を削除したりするなどの隠蔽行為があった。

 再発防止策として、正規検査員を80人以上増やし、検査スペースに無資格者が出入りできないよう顔認証で管理することを盛り込んだ。

 西川氏は一部月額報酬の自主返納を10月から来年3月まで続ける。金額や他の役員の取り組みについては具体的には明らかにしなかった。

 問題の検証は弁護士でつくる第三者チームに依頼。ゴーン氏を含む役員12人と、検査業務に関わる役職員ら490人に聞き取りを実施した。