ゲーム感覚で「商用車」を楽しく学ぶ 神奈川・藤沢の「いすゞプラザ」 (2/3ページ)

商用車ならではの車づくりについて、ゲーム感覚で学べるコーナー=神奈川県藤沢市
商用車ならではの車づくりについて、ゲーム感覚で学べるコーナー=神奈川県藤沢市【拡大】

  • 架空の街「いすゞ市」の1日を、45台の動くミニカーで表現した巨大ジオラマ=神奈川県藤沢市
  • いすゞプラザで販売されている、初代の社章「さざなみマーク」をあしらったグッズなど=神奈川県藤沢市

 いすゞ自動車の創業は大正5(1916)年。東京石川島造船所(現在のIHI)と、機械メーカーの東京瓦斯電気工業が自動車製造を企画したのがきっかけで、昭和12年には直接の前身となる東京自動車工業が設立された。創立80周年を記念して、今年4月に、いすゞプラザがオープンした。

グッズの販売も

 社名の由来は伊勢神宮を流れる五十鈴川で、初代の社章は「いすゞ」の3文字が波のデザインで囲まれていたことから「さざなみマーク」などと呼ばれた。プラザのおみやげコーナーでは、このマークをあしらった前掛けやキーホルダーなどのグッズを販売している。

 運ぶ物や目的に応じて、さまざまな形や性能が求められる商用車ならではの車づくりについて、映像や模型で学べるコーナーも子供たちに大人気だ。客の要望に合わせてトラックをデザインしたり、部品を素早く正確に組み立てたりと、作業工程をゲーム感覚で体験できる。