東レ子会社の検査改竄、横浜ゴムなど使用 経産省が究明指示 ネット書き込みで発覚 (3/3ページ)

東レハイブリッドコードが製品検査データの書き換えを行った件で会見する東レの日覚昭広社長=28日午前、東京都中央区(寺河内美奈撮影)
東レハイブリッドコードが製品検査データの書き換えを行った件で会見する東レの日覚昭広社長=28日午前、東京都中央区(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • 左から東レの日覚昭広社長、梅田明専務取締役、東レハイブリッドコードの鈴木信博社長=28日午前、東京都中央区(寺河内美奈撮影)

 東レハイブリッドコードは1971年に東レの完全子会社となって自動車関連事業を担い、タイヤコードや産業用コードを手掛ける。

 28日の東京株式市場では東レの株価が急落。子会社が製品検査データを改ざんしていたと発表したことが伝わり、一時8%超下落した。終値は前日終値の1104円から5・29%安の1046円だった。