
米ニューヨーク証券取引所のスクリーンに表示されたウォルト・ディズニーのロゴ=8月(AP)【拡大】
米娯楽・メディア大手のウォルト・ディズニーは14日、同業の21世紀フォックスの娯楽部門を約524億ドル(約5兆9千億円)で買収すると発表した。負債込みで総額661億ドルに達する。映画やテレビ番組の制作といった事業が含まれる。21世紀フォックス傘下でハリウッドの六大映画制作会社である20世紀フォックスがディズニーグループに入る。
映像コンテンツの拡充でインターネット動画配信事業を強化し、IT勢力に対抗する。ディズニー陣営は米映画市場の3割程度を占めることになり、米当局が買収を承認するかどうかが当面の焦点だ。ディズニーのロバート・アイガー会長兼最高経営責任者(CEO)は「エンターテインメントの多様性を求める消費者の需要に応え、21世紀フォックスのきら星のような作品群を手に入れた」と説明した。
20世紀フォックスの作品には「タイタニック」(97年)、「アバター」(2009年)などがある。(共同)