
パック商品「SKISKI」の宣伝で展開するポスター(JR東日本提供)【拡大】
幼少期から新潟県の苗場スキー場に通った。学生時代に選手として、卒業後はスポーツマネジメント会社や番組制作会社の社員として広げた人脈を生かし、多彩なイベントを実施。著名なピアニストや書道家とのコラボ企画で、スキーに関心が薄い人々に温泉や景色など雪山の魅力を伝える催しも計画中で「泳ぐことだけを目的に海へ行く人は少ない。雪山も滑るだけじゃない楽しさをきっかけに親しんでほしい」と奔走する。
スポーツイベント・観光業の「スポーツユニティ」社長の村里元紀さん(35)と手を組み、SNSのハッシュタグ(検索目印)を付けたスキー関連写真や動画の投稿を取りまとめる企画も発案。村里さんは「スキーはスポーツの中では“インスタ映え”ナンバーワン。映像の力をもう一度うまく使ってスキーの楽しさを発信したい」と、現代っ子へのアピールに知恵を絞っている。