
会見する左から、日本航空の植木義晴社長と次期社長の赤坂祐二常務執行役員整備本部長=24日、東京都品川区【拡大】
日本航空は24日、植木義晴社長(65)が4月1日付で退任し、後任に赤坂祐二常務執行役員整備本部長(56)が昇格する人事を発表した。植木氏は代表権のある会長に就く。大西賢会長(62)は4月1日付で取締役となり、6月の株主総会をもって退任する。
赤坂氏は技術職での入社後、整備や技術部門の第一線で安全運行を支えた。植木氏は赤坂氏を推した理由について「長年、安全運行に携わった。現場で培ったリーダーシップを社長として遺憾なく発揮できる人物だ」と述べ、赤坂氏は「JALグループの企業理念達成に全身全霊を果たす」と決意を語った。
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【プロフィル】赤坂祐二氏
あかさか・ゆうじ 東大院卒。1987年日本航空。2009年4月、安全推進本部部長兼ご被災者相談部長、14年4月、JALエンジニアリング社長(現職)。16年4月、日本航空常務執行役員整備本部長。北海道出身。