不動産検索サイトの掲載物件数 LIFULL HOME’Sが首位

 産経広告社は、主要不動産物件検索サイトの掲載物件数を調査した結果をまとめた。それによると、直近の今月7日時点で、賃貸、新築マンション、中古マンション、新築戸建、中古戸建の5つのカテゴリー物件数の総数で「LIFULL HOME’S」が769万4046件でトップだった。2位が「SUUMO」の648万4648件、3位が「いい部屋ネット」の305万件だった。以下、「O-uccino」「Yahoo!不動産」「アパマンショップ」「at home」「CHINTAI」の順で、昨年の同時期の調査と同じ順位となった。

 「LIFULL HOME’S」は、サイトに掲載するデベロッパー、ハウスメーカー、工務店、賃貸物件を扱う仲介業者などの加盟店数を2016年9月の2万456店から17年9月時点で2万3841店と大きく伸ばしている。

 また、17年10月からユーザーは、物件の検索をするだけでなく、相談、内見などの物件探しをネットで完結できるオンラインプラットフォームを開始したり、ビッグデータと人工知能(AI)を活用して、マンションの参考価格、価格推移などの不動産売買に必要な情報を可視化するなどの施策を打ち出している。これらの一連の施策により18年9月期の売上高は前期比27.7%増の410億円を見込んでいる。