ヤマト、アマゾンと値上げ合意 業績を上方修正

 宅配便最大手のヤマトホールディングスは30日、人件費増加を理由とした運賃値上げでインターネット通販大手のアマゾンジャパンと合意し、1月から荷物の配送単価を引き上げたと明らかにした。アマゾンを含む値上げの効果などにより、平成30年3月期の連結最終利益の予想を従来の120億円から145億円に上方修正した。

 ヤマトによると、大口の法人顧客約1100社との値上げ交渉をほぼ終え、約4割は他社に移る意向を示した。

 記者会見した芝崎健一専務執行役員は、流出数は予想より少なかったと説明し「理解いただき感謝している」と語った。大口法人向けの値上げ幅は個人向けの15%より高いとし、明示はしなかった。

 ヤマトは30年3月期の連結売上高見通しも1兆5020億円から1兆5300億円に引き上げた。