オートマチックに似た機構として、クラッチ操作をロボットが代行する2ペダルマニュアルミッションも普及が進んでいる。もはやレースの世界でも2ペダル時代なのである。
将来的にブレーキペダルも消滅!?
これをもっと追い込んだらどうなるだろうかと想像してみた。リーフのe-Pedalは、いわゆる回生ブレーキによる減速感に加えて作動するブレーキ制動力をさらに強めに設定することは技術的には難しいことではない。ABSが作動するような急ブレーキすら可能なのである。
そうなったらもう、アクセルペダルはアクセルペダルと呼べずに「アクセル&ブレーキペダル」になる。最終的にはブレーキペダルの存在がなくなるかもしれないとも想像してしまう。まさに革命である。
数年後、今の若い世代が自動車免許を取得する頃にはこんな会話が交わされているかもしれない。
「昔はね、クルマにブレーキペダルがあったんだってさ」
「なにそれ。信じられない…!」
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【木下隆之のクルマ三昧】はレーシングドライバーで自動車評論家の木下隆之さんが、最新のクルマ情報からモータースポーツまでクルマと社会を幅広く考察し、紹介する連載コラムです。更新は隔週金曜日。
【プロフィル】木下隆之(きのした・たかゆき)
レーシングドライバー 自動車評論家
ブランドアドバイザー ドライビングディレクター
東京都出身。明治学院大学卒業。出版社編集部勤務を経て独立。国内外のトップカテゴリーで優勝多数。スーパー耐久最多勝記録保持。ニュルブルクリンク24時間(ドイツ)日本人最高位、最多出場記録更新中。雑誌/Webで連載コラム多数。CM等のドライビングディレクター、イベントを企画するなどクリエイティブ業務多数。クルマ好きの青春を綴った「ジェイズな奴ら」(ネコ・バプリッシング)、経済書「豊田章男の人間力」(学研パブリッシング)等を上梓。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。