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取り込まれるしか方法はないのか… 米国トイザらス倒産とアマゾンの“深い関係” (5/6ページ)

 アレクサ「ホールフーズを買収します」

 3番目に訪れたのは、高級食品スーパー、ホールフーズ・マーケットの店舗でした。

 アメリカ国内に448店舗(ほかにカナダ、イギリスで22店舗)を展開するホールフーズもトイザらスと同様、デジタルシフトでおくれをとった企業です。

 ただ、トイザらスと決定的に異なるのは、2017年8月、アマゾンに137億ドル(約1兆5000億円)で身売りすることで、逆に店に活気が戻ったことでした。

 わたしが訪ねた店舗も、買い物客でかなりにぎわっていました。

 ホールフーズといっても、日本人には耳慣れない名前ですが、この買収が発表されるや、全米のテレビ、新聞、ネットニュースがこの話題でもちきりになるほど、アメリカ人にはなじみの深い存在でした。

 リアルの世界での著名企業が、デジタル時代の先頭を走るアマゾンによって買収された。

 ツイッターに書き込まれて話題を呼んだアマゾンのCEO、ジェフ・ベゾスとアマゾン・エコーとの次のような架空のやりとりは、今回の買収劇を象徴しています。

 ベゾス「アレクサ、ホールフーズでなにか買って」

 アレクサ「承知しました。ホールフーズを買収します」

 デジタルシフトにおくれると、エコー経由で商品を買うのと同じくらい、いとも簡単にアマゾンに買収されてしまうと。

 ホールフーズの業績を過去10年のスパンで見れば、店舗数、売り上げともにのびていました。ただ、最近は2年連続で営業利益が減少し、既存店売上高も減り続けていました。

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