【Sakeから観光立国】中田英寿氏のイベントが大盛況 感じた日本酒の明るい未来 (2/2ページ)

CRAFTSAKEWEEKの会場。多くの来場者でにぎわった=東京・六本木
CRAFTSAKEWEEKの会場。多くの来場者でにぎわった=東京・六本木【拡大】

 こうしたイベントだからこその、一杯でコインを10枚以上も支払う極上の酒を用意した蔵元も誇らしげだ。国の支援もあって日本酒の輸出は伸びているものの、まだまだ小さな海外の日本酒市場を開拓していくには、大多数の規模の小さな蔵元には負担が大きすぎる。

 国内の酒類別出荷量で日本酒のシェアは7%という現状では国内シェアを高めていく方が、多くの蔵元には望ましい。

 それは、国が進めるインバウンド(訪日外国人観光客)の誘致により、日本滞在中に大いに日本酒を飲んでもらうことも含まれている。

 若い世代と外国人が多い六本木で、大盛況となったこのイベントに日本酒の明るい未来を感じた。

【プロフィル】平出淑恵

 ひらいで・としえ 1962年東京生まれ。83年、日本航空入社、国際線担当客室乗務員を経て、2011年、コーポ・サチを設立、社長に就任。世界最大規模のワイン審査会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)のアンバサダー。日本ソムリエ協会理事、日本酒蔵ツーリズム推進協議会運営委員、昇龍道大使(中部9県のインバウンド大使)などを務める。