丸井グループ、証券事業参入へ

　丸井グループは１０日、証券事業に参入すると発表した。同社のクレジットカード「エポスカード」払いで、「つみたてＮＩＳＡ」対象の投資信託を購入できる日本初の仕組みを導入する。既に準備会社を設立し証券会社登録に向け金融庁と協議を進めており、今夏にも事業を始める。東京都内で記者会見した青井浩社長は「１０年後には１００万人にサービスを提供し、預かり資産高１兆円を目指す」とした。

　エポスカードは約６６５万人の会員がおり、２０～３０代の若者の比率が高い。この顧客基盤を生かし、若者の資産形成を支援する。商品は３、４種類に絞り、気軽に投資できるように最低購入金額を３０００～５０００円で調整している。当面はウェブサービスを軸に展開し、マルイ店頭ではセミナーなど投資初心者向けのサポートを行う。

株式会社 丸井グループホームページより

株式会社 丸井グループホームページより