医薬品・バイオ分野などで海外事業拡大 フジキン・小川洋史代表取締役兼CEOに聞く (2/2ページ)

フジキンの小川洋史代表取締役兼CEO
フジキンの小川洋史代表取締役兼CEO【拡大】

 --半導体分野以外で注力している事業は

 「医薬品や化粧品などのバイオ関連用バルブも順調に拡大している。中国などのアジア市場は今後さらに伸びるとみる。燃料電池車(FCV)や燃料電池バス、水素ステーション向けなど水素関連事業も今後、受注増が見込める」

 介護医療で新規参入

 --新事業にどう取り組む

 「医療福祉分野の事業を拡大する。現在は超音波診断装置や遠隔医療システムを中心に展開している。今年4月、つくばの事業所内に企業内保育園を開設した。これを機に保育・介護サービスや介護用ロボットなどへの事業参入を検討している」

 --今後の目標は

 「今年度中にホールディングス(持ち株会社)制へ移行し、グループ全体の調達業務を担う事業会社を設立するなど組織を再編する計画だ。数年後には事業会社や海外現地法人の株式上場も視野に入れている。海外事業や医療福祉事業の拡大により25年度に海外を含めた連結売上高2500億円の達成を目指す」

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【プロフィル】小川洋史

 おがわ・ひろし 滋賀県立瀬田工業高卒。機械メーカーを経て、1959年富士金属工作(現・フジキン)入社。常務、専務、副社長を経て2004年社長、10年会長兼CEO。17年から現職。79歳。愛知県出身。

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【会社概要】フジキン

 ▽本社=大阪市北区芝田1-4-8 北阪急ビル

 ▽創業=1930年5月

 ▽資本金=54億円(グループ合計)

 ▽従業員=約4500人(派遣含むグループ合計)

 ▽事業内容=特殊精密バルブ機器の製造販売