「共生の森 仙台」6年目の植樹 日遊協、復興支援で累計1.2万本

 日本遊技関連事業協会(日遊協、会長・庄司孝輝氏)は5月18、19の両日、仙台市若林区荒浜の田ノ神地区「日遊協共生の森 仙台」において植栽活動を行った。

 日遊協共生の森活動は、林野庁が推進する『みどりのきずな』再生プロジェクトに賛同し、東日本大震災で被災した地域の復興を支援するため、割り当てられた造成地にクロマツの苗を植栽する取り組み。日遊協では今年で6年連続の活動となる。

 植樹には、谷口久徳副会長(東北支部長)、社会貢献・環境対策委員会のメンバーを中心に、全国の支部および埼玉森林サポータークラブから有志延べ163人が参加。同クラブのメンバーから植栽に際しての指導を受けた後、ぬかるんだ土壌のなか、3000本の苗を植えきった。

 参加者からは、「子供も楽しんでいた。また参加したい」との声や「とても大変だったが、意義のある取り組み。来年も参加したい」など、継続参加を希望する声が多く聞かれた。

 「日遊協共生の森 仙台」は、2013年からスタートし、仙台市荒浜地区、名取市下増田地区、東松島市矢本地区、同浜市地区にクロマツ、ヤマザクラなどの植林を行い、今回までの植樹累計は1万2000本を超えた。

 なお、「共生の森」の取り組みは、日遊協の20周年記念事業として08年10月に埼玉県森林づくり協定を締結したのが始まり。約1000本を植樹するなど10年計画の里山づくりに取り組み、今年3月31日に協定満了期を迎えたため、嵐山町に返還した。この10年以上に及ぶ活動は「日遊協共生の森 仙台」へと引き継がれている。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)