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トヨタも日産も! マツダ以外のメーカーで開発された日本のロータリーエンジン (2/4ページ)

 サイド吸入方式とカーボン製アペックスシールは、マツダのユニーク特徴と思われがちですが、NSUと米ライセンサー、カーティス・ライト社は、初期プロトエンジンでサイド吸入ポートを採用し、NSU最初の市販車スパイダーはカーボンシールでした。両者ともに、高出力を狙い、ペリフェラル吸入方式に変えます。NSUスパイダーは、アペックスシール破損に苦労し、次の Ro80では鉄系に変えます。マツダは、カーボンメーカーと共同でアルミ浸潤カーボンシールを開発し、信頼性を確保したのです。カーボンの自己潤滑性も助けとなりました。

 日産は、スペシャリティ・クーペ2代目「シルビア」にRE搭載を意図していたといいます。初代は国内向け、ほとんど手作りの高級モデルでしたが、2代目は量産サニー・プラットフォームをベースとし、北米市場も戦略に入れていました。石油危機襲来で、日産はRE計画を中止します。もし、石油危機が数年遅れていたら、アメリカでは複数のREクーペがハイウエイ、そしてサーキットでしのぎを削ったかもしれません。

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