
インスタグラムの直接決済の画面【拡大】
インスタグラムによると、これらフィードやストーリーズから、企業に直接メッセージを送信(これがインスタグラムダイレクト機能だ)するユーザーが増えているという。
こうした背景を踏まえれば、インスタグラムが、ユーザーがビジネス上のコミュニケーションを取るだけでなく、アプリ内から直接商品やサービスを購入できるようにしようと考えるのも、自然な流れといえる。
現時点ではアメリカ国内のみの展開であり、利用可能なサービスも、レストラン予約のレシー、オープンテーブル、エルプ・リザベーション、チケット購入のファンダンゴなど、20弱に止まっているが、徐々に提携サービスを拡大していくとしている。
また複数のメディアが指摘しているように、今後は写真共有というインスタグラムの特徴を活かし、スポンサーが掲載する商品をクリックすれば、アプリ内で支払いまでのすべてのプロセスが完了する仕組みが提供されるかもしれない。
スナップチャットは「実験」
そして同じく写真共有アプリであり、24時間で自動消滅する写真の先駆者であるスナップチャットは先ごろ、アプリ内に「スナップストア」をアメリカ国内限定、かつ期間限定でオープン。スナップチャット独自の商品、たとえばTシャツやぬいぐるみなどのノベルティを販売していた。