今後も国内で稼ぎ、米国に投資する方針だが、国内でも課題はある。競合の楽天やヤフーなどの大手も追い上げているほか、現金や盗品といった不正出品対策や個人情報登録の義務化など法令順守体制の整備は不可欠だ。サービスやアプリの多様化は、特長である使いやすさを損なう危険性も伴う。メルカリが国内外で順調に成長するかは、予断を許さない。
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【用語解説】メルカリ
インターネット上で消費者同士がフリーマーケットのように品物を売買できるスマートフォンアプリを運営する国内最大手。アプリの使い勝手の良さや売買成立の早さ、手軽さなどから人気を集めており、日本国内に加え、既に進出している英米など全世界での事業展開を目指す。自転車シェアサービスや決済サービスなどへの事業の多角化も進めていく方針だ。