
神戸市などが主催する「神戸オープンアクセラレーター2018」に集まった起業家たち=12日、東京都港区【拡大】
地方の自治体や企業を中心にスタートアップの企業を活用して、地域の活性化を促す試みが広がっている。成長力のあるベンチャー企業の勢いを生かして、地域が抱える課題の解決を図りつつ、地域経済の底上げも目指す。
神戸市と日本政策投資銀行は起業支援のCreww(東京都目黒区)と連携し、事業支援プログラム「神戸オープンアクセラレーター2018」を実施する。神戸市内に本社を置き、ベビー服製造子会社を持つF・O・ホールディングス(中央区)、アミューズメント関連事業を手がける都商事(同区)の両社が、ベンチャー企業と手を組んで新規事業の創出を目指す。
東京都内で12日に開かれた説明会では、F・Oの関口英司執行役員が約30人の起業家を前に会社概要などを説明した後、「これまで自前主義でやってきたが、このご縁をきっかけに新たな取り組みを一緒に始めたい」と呼びかけた。
一方、茨城県つくば市などによる「つくばグローバルナイト」も14日、都内で開かれた。つくば市にゆかりがあるベンチャー企業のトップが壇上に立ち、自社の技術や事業などをアピール。AGREE(アグリー)の伊藤俊一郎社長は、スマートフォンのチャットボットの機能を使った医療相談サービスを紹介、「家族の笑顔を守るためにもこの事業をもっと広げたい」と語った。