
スバルが7月に発売する新型「フォレスター」=20日午前、東京都港区【拡大】
それだけに、世界戦略車で起死回生を図る期待は大きい。国内受注台数は、先行予約が始まった5月18日から1カ月間で4000台を突破し、月間販売目標の約1.6倍に達した。中村氏は「新型フォレスターで販売の最前線を支援したい」と強調した。
自動ブレーキなどで先行してきた運転支援システム「アイサイト」は、他社の追随で新味が薄れ、品質や安全機能での優位性は揺らいでいる。奥野竜也執行役員は「2020年の実現に向け、車線変更や追い越しの自動化も研究している」と、機能充実に意欲を示した。
22日には中村氏が経営のかじ取りを、代表権のない会長に就く吉永泰之現社長が企業風土の改革を進める新体制がスタートする。新車効果をスバル再生につなげていくには、両輪のバランスが重要となる。(臼井慎太郎)