【経済インサイド】人手不足、海外展開…売り手市場の就職活動で「外国人留学生」にも熱視線 (2/4ページ)

東京都内で例年開かれている留学生を対象にした就職面接会
東京都内で例年開かれている留学生を対象にした就職面接会【拡大】

  • 海外から日本の大学に留学し、卒業後も日本企業への就職を希望する女子留学生を対象としたメーキャップセミナーも開かれている
  • 昨年開かれた企業説明会で、担当者から説明を受ける留学生ら。人材優秀で期待度は高まるばかりだ=神戸市
  • 平成28年に開かれたASIALink主催の合同就職マッチング会「社長LIVE]=東京都

 説明会を開催した人材サービスのフォースバレー・コンシェルジュ(東京)の柴崎洋平社長は「あまたある国から日本を留学先に選んだわけで、日本語がうまく、日本文化もよく知る。大企業はグローバル人材を採用できるチャンスととらえている」と説明。22年の第1回は12社にとどまった参加企業が41社に増えたのも「トップ大学の留学生のみが集まるというブランド力が高まってきたから」と胸を張る。

 一方、優秀な学生に仕上げて合同説明会に送り出すのが、外国人専門の人材紹介を手掛けるASIA Link(東京)。「留学生が希望する日本企業に就職できるように手間暇かけて指導する」(小野朋江社長)のが強みだ。

 同社が毎年3月に開催する合同説明会「社長LIVE」に参加できるのは、同社が事前に選抜した学生のみ。それだけ「クオリティーは高い。2年間で3人を採用した」と語るのは、工作機械などを手がける黒田精工の黒田浩史社長。昨年の社長LIVEでは留学生5人に1人の割合でマッチングに成功しており、参加企業の半分はリピーターという。

 今年は企業9社に対し、留学生は12カ国・地域から厳選された85人が参加した。「学生が企業を選ぶ売り手市場なので、欲しい留学生を口説くのに企業は必死」(小野氏)で、企業代表者がリレー形式でプレゼンテーションし、本気度を直接学生に伝えた。

「全員が留学生でもいい」