パナソニック、電池事業にAI活用 利用状態、履歴で寿命予測

 パナソニックは22日、東京都内で開いた説明会で、電池事業に人工知能(AI)の活用を始めたことを明らかにした。電気自動車や電動バイク、家庭用での電池の利用状態や履歴をAIに学習させ、エネルギーの最適制御や寿命予測に役立てる。パナソニックは今後の収益の柱に電池事業を位置付けており、AIを活用して、省エネルギー型の高性能で安価な電池の開発につなげる狙いがある。

 電池の性能向上に向けAIを新たな材料選択や製造方法、効率的な使い方に役立てる。パナソニックはAIを家電や自動車など幅広い分野に活用する戦略で、AIの開発人員は2020年度に17年度比3倍超の1000人に増員する計画だ。AIの強化に向け、昨年末には米国データ解析会社「アリモ」を買収している。