京三製作所、インド鉄道の信号設備を受注

 信号大手の京三製作所は、インド国内の貨物専用鉄道の信号設備を受注した。インド鉄道省傘下の貨物専用鉄道公社が運営する「西回廊」と呼ばれる貨物専用鉄道のうち、ハリヤナ州レワリ-ウッタル・プラデシュ州ダドリ間125キロの区間で、信号機や転てつ機を制御する電子連動装置や列車運行監視装置などの設備を受注した。同区間は、双日と現地企業とが共同で建設を進めており、2020年に開業する予定。西回廊事業は、日印両政府が推進する総合産業インフラ開発構想「デリー・ムンバイ間産業大動脈」プロジェクトの一環。既にグジャラート州バドーダラ-ムンバイ間について受注しており、計547キロの設備を納入する。