ローソン、コンビニの「本屋」機能強化 専用棚設置店1000店舗増へ (1/2ページ)

 ローソンが、文庫本やビジネス書などを並べる書籍専用棚の設置店を年内をめどに1000店増の約4000店に拡大することが25日、分かった。併せて、書店の併設店の拡充やコミックス本の品ぞろえを充実させた店舗も増やす。全国で書店数が減る中、「街の本屋」としてのコンビニの機能を強化し、店舗で本を購入したいシニア層などの需要を取り込む。

※画像はイメージです(Getty Images)

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 書籍専用棚は、一般的なコンビニの雑誌コーナーとは違い、文庫本や料理・健康などの実用書などを充実させている。文庫本では、映画化やドラマなど映像化された作品などの売れ行きが好調のほか、歴史物なども人気が高いという。

 専用棚の設置店の平均日販(1店1日当たりの売上高)は、未設置店よりも600円多いという実績もあり、ローソンは店舗オーナーに積極的に提案し設置店を増やしていく。

ローソンの書籍専用棚(同社提供)

ローソンの書籍専用棚(同社提供)

 また、書店大手の文教堂と協力し、現在10店舗出店している書店併設コンビニも、さらに増やす計画で、立地の調査などを進める。

 ローソンが書店機能を強化するのは、若者の本離れとインターネット販売に押されて書店の減少に歯止めがかからないためだ。

 民間調査会社のアルメディアによると、全国の書店数は2000年には2万1000店超だったが、今年5月には1万2000店程度と、ほぼ半減した。

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