みずほ証券でシステム障害 117万口座に影響、復旧急ぐ

みずほ証券本店営業第一部=26日午後、東京都中央区
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 みずほフィナンシャルグループ(FG)のみずほ証券は26日、インターネット取引でシステム障害が発生したと明らかにした。同日早朝からネットを通じた株式などの売買を差し控えており、復旧を急いでいる。約117万口座に影響が及んだ。金融庁はトラブル原因の究明や顧客の取引への影響などについて詳しく報告するよう求めた。

 みずほ証券によると、22日夕以降に注文を受けた取引の一部が正常に処理できないことが25日朝に判明した。25日の注文は通常通り受け付けたが、原因究明に時間がかかると判断し、26日午前6時からアクセスを制限して復旧作業に当たった。その後の調査で、取引や資産運用に関わる社内システムに不具合が起きたことが原因と推定した。

 障害が起きたサービスは「みずほ証券ネット倶楽部」で、ネットを通じて株式や投資信託などの売買ができる。今年3月末時点の口座数は約117万4000。1日平均で約5万人が利用している。

 みずほ証券の口座へ入出金ができる「みずほ証券カード」についても、提携金融機関のATM(現金自動預払機)で利用できなくなった。同社は2つの障害の関連についても調べている。

 みずほ銀行やみずほ信託銀行などは、システムが独立しているため障害は確認されていない。