
大戸屋ホールディングスの株主総会に向かう株主ら=27日、東京都新宿区【拡大】
定食店「大戸屋ごはん処」を運営する大戸屋ホールディングス(HD)は27日、定時株主総会を東京都内のホテルで開いた。創業家と会社側の対立が続いていたが、今回は創業家側からの株主提案はなかったほか、総会でも動議や質疑もなく、大きな問題なく終了した。
対立は急逝した創業者の三森久実前会長功労金の支払いや創業者の長男である三森智仁氏の処遇などをめぐり、2016年5月に表面化。昨年の株主総会では三森氏への功労金などをめぐって株主から厳しい意見が出たものの、2億円を支払うことなどを決定した。
窪田健一社長ら会社側は創業家との確執を解消させたい考え。昨年から、双方が弁護士を立てての協議を続けており、膠着(こうちゃく)状態は続きそうだが、今回の株主総会では、やりとりはなかった。株主総会は、大戸屋HD初の女性取締役となる内藤光恵氏の選任を含む人事案などが承認され、約1時間20分で終了した。内藤氏は子会社の大戸屋の副社長を務めている。