その後も営業は続けているが、シェアハウスオーナーだけでなく、シェアハウスを施工した建設業者への代金未払いも表面化している。
◆融資申し込み関連資料に改ざん疑惑
サクトが手がけるシェアハウスオーナーに取材すると、物件融資は(スマートデイズなどシェアハウス向け融資が波紋を呼んでいる)スルガ銀行(本店・静岡県沼津市)が実行していることがわかった。
シェアハウスのオーナーはTSRの取材に、「スルガ銀行二子玉川支店から融資を受けた。融資申し込み関連資料が改ざんされている」と話す。オーナーによると、通帳の残高とスルガ銀行内に保存されていた通帳コピーの残高に大きなかい離があったという。
サクトは、確認できるだけでもシェアハウスを施工した建築業者2社から請負代金の支払いを巡って提訴されている。
埼玉県に本社を置くA社は、これまでサクトのシェアハウス20棟以上を手がけてきた。このうち2017年1月までに契約した一部の約4500万円が支払われていない。
◆施工会社への未払いには“沈黙”
このためA社は2017年4月、サクトを相手取り、未払い代金を払うよう東京地裁へ提訴。同11月、地裁はサクトに満額を支払うよう命じたが、現在もA社には「サクトから連絡すらない状態」(A社担当者)という。
TSRは、同様の被害を受けている東日本に本社を置くB社に取材したが、「連絡はない」(B社担当者)という。