フランフラン、働きがいある環境づくり 19時一斉消灯、子育て支援

 雑貨専門店「Francfranc(フランフラン)」は、東京都渋谷区の本社オフィスを午後7時に一斉消灯したり、子育て中の社員に対して支援したりするなど、働きがいのある環境づくりを進めている。消費者にライフスタイルを提案する「生活のプロ」として、社員の生活も充実させるのが狙いだ。

 3月から始まった本社の午後7時消灯の制度では、同時間以降の残業を禁止し、改めて午前6~9時、午後6~7時を残業可能時間と規定した。パソコンの使用時間は、システムで一斉制限をかけることで規定を徹底させる。同社は「残業時間だけ見ると、残業が夜から朝にシフトしており、合計の残業時間は前年と比較すると大幅に減っている」と話す。

 同社は、今回の制度について、本社と一体の業務フローとなっている直営店の生産性向上につながると考えている。制度だけでなく、2月からAI(人工知能)による自動回答チャットボットを導入したほか、RPA(ロボットによる業務自動化)により売上集計業務などの軽減を図る。

 また、子育て中の社員を支援しようと、3月から育児短時間勤務の始業開始時刻について、従来の2シフトから、4シフトから選択可能と拡大した。

 これにより、保育園の受け入れ可能時間などと出勤時間を調整し、効率的な業務ができる。昨年2月からは、1度退職した正社員が再び働くことのできる「カムバック制度」を創設している。

 同社は女性が全社員の約7割を占めており、女性を中心に多様な働き方を支える職場環境づくりを社内プロジェクト「LIFE DESIGN PROJECT」を通じて実施継続していく。