ドローンのセンシンロボティクス 2020年株式上場目指す

2020年の株式上場を目指す考えを明らかにしたセンシンロボティクスの出村太晋社長=4日、東京都港区(松村信仁撮影)
2020年の株式上場を目指す考えを明らかにしたセンシンロボティクスの出村太晋社長=4日、東京都港区(松村信仁撮影)【拡大】

 ドローン(無人航空機)を使った法人向けソリューション(課題解決策)を提案するセンシンロボティクス(東京都渋谷区)の出村太晋社長は4日、都内で開かれた事業戦略発表会で、2020年の株式公開を目指す考えを明らかにした。高所や橋梁(きょうりょう)の点検作業、夜間の警備監視などでドローンを使ったソリューションの海外展開を加速させる。

 出村社長は「2020年にはドローンも黎明期(れいめいき)から普及期にさしかかり、大企業でもドローンの利用が進む」と述べ、売上高が少なくとも数十億円の規模にまで拡大する見通しを示した。また株式公開を目指す理由として、「次のステップのための資金調達として考えている」と述べた。

 同社は同日、メーカーが異なる複数機の自動運航を一元的に行う業務自動化プラットホーム「フライトコア」の提供を、8月に始めると発表した。複数機で撮影された画像や映像も一元管理できるほか、GIS(地理情報システム)、気象や地形に関するデータとも連携して、安全な自動航行ルートの作成も支援する。

 センシンロボティクスは平成27年10月、クラウドサービスを手がけるブイキューブのロボティクス子会社「ブイキューブロボティクス」として設立した。6月にはベンチャーキャピタル(VC)から約12億円を調達。7月1日付で現社名に変更している。社員数30人。売上高は非公表。増資後の資本金は約7億1416万円。