西日本豪雨、物流寸断で業績悪化を懸念 工場停止や店舗休業、自動車・小売りに打撃 (3/3ページ)

  • 品薄となった広島県坂町のコンビニエンスストア=8日午前11時44分、広島県坂町(渡辺恭晃撮影)

 流通大手イオンは9日午前、岡山、広島、福岡、愛媛各県にあるグループのスーパーやコンビニ計8店舗の休業を決めた。特に浸水被害が大きかった岡山県倉敷市のスーパー「山陽マルナカ真備店」は再開のめどがたっていないという。ローソンは9日午後4時時点で計19店舗が休業。このうち浸水被害による休業は14店舗に上る。

 三菱重工業は、断水のため新幹線用ブレーキなどを造る三原製作所(広島県三原市)を休業。パナソニックも、業務用ビデオカメラを製造する岡山工場(岡山市)が浸水被害を受け、9日の操業を見送った。

 一方で、三菱自動車は7日に稼働を休止していた水島製作所(岡山県倉敷市)を9日に稼働再開。トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)も休止していた宮田工場(同市)など3工場の稼働を再開するなど、復旧の動きもみられる。